ミスチルが嫌いだ!〜HERO
ほとんど2年ぶりの更新でこんなこというのもなんだが、ほんと〜に嫌いだ。この気持ちを誰かに分かってほしい。 川本真琴が好き!…だったが
今度の新曲、ミュージックステーションで聞いたが、ほとんど単なる懐かしロック?それってストーンズのコピーかよって感じ?(すんません、ストーンズもろくに知らないワタシがこんなこと書いちゃって…ワケ知りはやめて、「ワシもヒット」流で行こう!) モーニング娘。は、学級崩壊である。(99.9.29) モーニング娘。が、最初にブレイクしたころの印象(つまり第一印象)が、コレ。ようするに呼吸があってないっていうか、目線があってないっていうか、基本的に、これまで登場してきた「グループ歌手」にはかならずあった「ムードとしての一体感」みたいなものがまったくない、という感じを受けたのだ。いってみれば、つんくというプロデューサーなりその背後の「会社」なりに一対一でつながってるけど、他のメンバーとは関係ないんです、みたいな、バラバラ感がものすごく溢れていたのだ。これを称してオレは「学級崩壊」というんだけど、もっとちゃんと言えば「学級崩壊世代」のアイドルというか?、それを先取りした存在というか、とにかくそーいうものを感じたわけだ。 その後幾多の変遷を経て(そんなタイソーなものか?)、いま現在、モーニング娘。は、『LOVEマシーン』という曲が大ヒットしているんだけど、これは私は非常に気に入っている。「学級崩壊」の完成を見る思いがする(笑)。この曲は、よーするに個人的に翻訳すると ♪とーちゃんのためなら、エイエイオウオウ… ってかんじで、『ヨイトマケ』系ならぬ美空ひばりの「♪そーれそれそれお祭りだーい」系の歌だと思うんだけど、この祭的混乱の感じが、モーニング娘。の底流にずーと流れている例の「学級崩壊感」とものすごくマッチしていて、面白いんだよね。逆に考えれば、意識せずとも「ついつい」呼吸があっちゃうグループだったら、この祭の混乱感や、破壊的な面白さというのをかもし出すことは不可能だと言えるでしょう。まさに水を得た魚、つんくって人も冴えてる。ワシとしても、この「学級崩壊」は、モーニング娘。の悪口として書こうと思ってたんだけど、ここにきて誉め言葉として使えてウレシイ(批判的なコトばかり言ってると、イヤミなジジイと思われちまうからな)。
なぜ…(99.9.7) ヒステリックブルーとかいうの。私はよく知らないけど。 なーんか、聞いたことがある曲だなぁ、と思ってたら、サビ(「♪な〜ぜぇ〜」)じゃないところのメロディラインが、ユーミンの『リフレインが叫んでる』にそっくり。そーいえば、『リフレイン…』のサビは「♪どうして、どうして」だから、「なぜ…」と、フシは似てないけど、歌詞が似ている。これは偶然でしょうけど。 別にパクリだ、とか言いたいのではなかった。そのサビだけど、なんか中途半端な気がしないだろうか。サビがバーンと出て、それをまとめる部分がないっていうか。あとワンフレーズあるんじゃないのか?という感じ。 それが気になったのは、別にこの曲に文句があるんじゃなくて、最近そーいう曲ってスゴイ多いな〜、と感じるからなのだ。それは私が「歌謡曲世代」だから感じることなのか? 歌謡曲って。中途半端な感じってのはあまりなくて、ちゃんと「まとめ」があって、「オチ」がつく。それに比べて最近の曲、つまりJ−POPとかいうのは…。(こーいうふうに「…」で、終わるっていうか) それって例えばどーいう曲よ?と聞かれるとこまるが、すぐに思いつくのは山崎まさよしさんの『僕はここにいる』だ。なんかのインタビューで「サビのところが…」と語ってるのを聞いて、「えっ?サビ?この曲サビあったっけ?」と思ったのは私だけでしょうか。 よーするにパンクとかラップとかならいいんだけど、ごく普通のメロディラインをウリにした曲で、こういう中途半端をやられるとなんとなく気になるのだ。よーするに「構成力」がないんじゃないか? あるいは努力が足りないんじゃないか? 粗製濫造ではないか? ボッタクリじゃないか?…などなど、というふうに。 でも、結局はみんなそーいう「中途半端で終わる余韻」みたいなものを楽しんでるんだろーなぁ…(世代間ギャップを感じる)。そこに「まとめ」とか「オチ」がついたからってイイ曲になるとは限らないわけだし。でもヒステリックブルーは、好きになれない。
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