はじめに

04.3.26

先日、仕事先の方と話していたのだけど、映画、とくにクラシック映画の話って、どうもアラ探しとか、うんちくの披瀝大会みたいなのばっかりにすぎないか?、もっとそんなことがどうでもいいくらい、ストーリーにひきつけられたって話はないのか?!まったくだ。

さいきん仕事柄、なのだがクラシック映画ほ見まくっている。数もはっきりしているのだが、ようするにこの一年で80本。早まわしで見たのも実はずいぶんあるが(笑)、ストーリーを把握していないものはない。

そこで思うのは、クラシック映画のストーリーというと、素朴でありふれたものであって、すでにおれたちにとっては「分かっているコト」であるような先入観が(無意識にでも)あるのではないだろうか、ということ。
というのも、クラシック映画の多くはそういう(俺自身の)先入観を打ち砕くものだったからなのだ…。
つまり、昔の映画ってこんなコトを語っていたのか!という驚き。そのほとんどは「身にしみる」真実というものに近い。

なんというのか、昔の映画って、やはり映像やテクニックではなくて、ストーリーで勝負していると思う。ストーリーを追求すれば、それが普遍的な「人生の大切なこと」にたどり着くのは、しごく当然のこと、なんであろう。

そんなわけで、素晴らしきクラシック映画を紹介していきます。ただし、映画についてアレコレ語るのではなくて、映画が何を語っているかを拝聴するという立場で。
そんなわけでタイトルも映画はかく語りき、なのだ。


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